「何が起きたのか分からない」
「逮捕されたのではないか」
「今後どうなるのか」
と強い不安を感じる方が少なくありません。
実際に当事務所へも、
- 息子が警察から呼ばれている
- 夫が不同意性交で捜査されているようだ
- 家族として何をすればよいのか分からない
もっとも、警察から家族へ連絡があったからといって、直ちに有罪が決まったわけではありません。
また、適切な対応を行うことで、その後の手続を円滑に進めることができる場合もあります。
本記事では、不同意性交事件で家族が警察から連絡を受けた場合の対応や、避けるべき行動について解説します。
家族へ警察から連絡が来るのはどのような場合か
不同意性交事件では、必ず家族へ連絡が行くわけではありません。しかし、以下のような場合には家族が事件を知ることがあります。
逮捕された場合
逮捕後、ご本人が家族へ連絡を希望する場合があります。また、家族側が異変に気付くこともあります。
家宅捜索が行われた場合
自宅へ警察が来れば、同居家族が事件を把握することになります。本人から相談された場合
実際にはこのケースも少なくありません。警察から呼出しを受けた段階で、ご本人が家族へ相談することがあります。
弁護士費用や示談資金の相談
刑事事件では、ご家族が経済的な支援を行うこともあります。そのため、家族が事件を知ることがあります。
まず確認すべきこと
家族として最初に確認すべきなのは、 「現在どの段階なのか」 です。例えば、
- 警察から電話が来ただけなのか
- 取調べを受けているのか
- 逮捕されているのか
- 既に検察へ送致されているのか
憶測で判断するのではなく、まず事実関係を整理することが重要です。
家族がやってはいけない行動
被害者へ直接連絡する
最も避けるべき行動の一つです。謝罪したい、 話し合いたい、 示談したい、 という気持ちから連絡を取ろうとする方がいます。
しかし、
- 圧力をかけられた
- 口止めされた
- 家族ぐるみで働きかけられた
示談を希望する場合には、弁護士を通じて行うべきです。
被害者を非難する
家族としては信じられない気持ちになることもあります。しかし、
- 被害者が悪い
- 誤解だ
- 金目的だ
こうした態度は示談や処分へ悪影響を及ぼすことがあります。
LINEやSNSを削除させる
証拠隠滅と受け取られる可能性があります。やり取りの記録は残しておくべきです。
SNSへ投稿する
事件について投稿することは避けるべきです。思わぬ形で関係者へ伝わる可能性があります。
家族ができること
落ち着いて状況を整理する
まずは、- 何が起きたのか
- 警察から何を言われているのか
- 今後どのような予定なのか
弁護士へ相談する
不同意性交事件では、初動対応が重要です。ご本人が混乱している場合には、ご家族から先に弁護士へ相談することも有効です。
示談資金の準備を検討する
事案によっては示談交渉が重要となることがあります。示談の可能性がある場合には、資金面についても検討が必要となることがあります。
再発防止策を考える
必要に応じて、- カウンセリング
- 医療機関受診
- 生活環境改善
家族が知っておくべきこと
警察から連絡が来ても直ちに有罪ではない
刑事手続は捜査段階です。警察から連絡が来たからといって、有罪が決まったわけではありません。
在宅事件のことも多い
不同意性交事件であっても、在宅捜査となるケースは少なくありません。警察から連絡が来た時点で、直ちに逮捕されるとは限りません。
示談が重要になることがある
不同意性交事件では、示談が重要な事情として考慮されることがあります。もっとも、示談交渉は慎重に行う必要があります。
よくある質問
Q.家族が弁護士へ相談してもよいですか?
問題ありません。ご本人より先に家族が相談するケースもあります。
Q.家族が示談交渉できますか?
直接交渉は避けるべきです。まずは弁護士へ相談することをおすすめします。
Q.家族へ警察から連絡が来たら逮捕されていますか?
必ずしもそうではありません。在宅事件の段階で相談を受けるケースもあります。
Q.会社へ知られますか?
事案によります。在宅事件の場合、直ちに会社へ知られるとは限りません。
まとめ
不同意性交事件で家族が警察から連絡を受けた場合、多くの方が強い不安を感じます。もっとも、
- 被害者へ直接連絡する
- SNSへ投稿する
- 証拠を削除する
家族として重要なのは、
- 状況を整理すること
- 早期に弁護士へ相談すること
- 冷静に対応すること
ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能ですので、不安がある場合には早めに弁護士へ相談することをおすすめします。
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